行政書士とは
行政書士の仕事は他人の依頼を受けて書類の作成をすることと定められています。
ここでいう書類の作成には市役所や国の機関など官公庁に提出する申請等の書類、遺言や契約書など意思表示を内容とする書類、会計帳簿など事実の証明に関する書類があり、これらの書類の作成や、提出の代理人となることが認められています。また、身近な法律に関する相談を受けることも仕事のひとつです。
ただし、弁護士、司法書士、税理士など他の士業と呼ばれる職業にのみ許される業務については行うことができません。行政書士の中にはこれらの職業と兼業されている方もいますし、共同で業務をされる方もおられますので事務所により、取り扱う範囲は異なります。どのような手続きも得意という事務所があるというのは考えがたく、いくつかの得意分野を中心活動されているはずです。
事務所より
当事務所は平成17年に開業し、これまで地域の事業者様、個人の方から様々なご依頼を頂いてきました。行政書士の業務は、人々の生活にとって身近なものが多く、そのため社会の変化を敏感に感じる部分があるのではないかと思います。例えば、ソフトウェアに関する契約書は、かつてはパソコンを対象としたものを想定したものが多かったのですが、最近はスマートフォンを念頭に置いたものが多くなっています。
会社設立のような業務についても、商法改正により、有限会社が廃止(既存のものは株式会社とほぼ同じ扱いで存続)され、合同会社、LLPなどの新しい組織がつくられるようになりました。さらには社団、財団法人のあり方についても大きく変わりました。
公共工事の入札制度、著作権など、数年おきに変更されるものは数多くあり、目まぐるしい限りですが、そうした分野は変化が求められているということでもあり、迅速に対応していく必要があると言えます。当事務所は、依頼主様のご要望に的確に対応できるように、今後も取扱業務の質を高めつつ幅を広げ、目まぐるしく変化する制度等を分かりやすくお伝えしていきたいと思います。